全国青果卸売協同組合連合会 会 長 青 木 稔
この度、全青卸連の会長に就任いたしました青木です。
日頃より全青卸連の活動に際しまして、関係者の皆様のご支援、ご協力に、心から感謝申し上げます。
始めに、令和6年、正月早々に北陸地域に甚大な被害を与えた能登半島地震が発生し、現地では、復興に向けた取組が懸命に進められています。
被災された方々に、心よりお見舞い申し上げるとともに、一日も早い復旧、復興をお祈り申し上げます。さて、我々、青果仲卸業を取り巻く情勢は、本年度、働き方改革関連法により、自動車運転業務の時間外労働時間の上限規制が、令和6年4月から適用されることにより生じる「物流の2024年問題」の年に突入し、卸売業界はもちろん、全業界にわたって対応を余儀なくされています。このような中で、全青卸連は「物流の適正化・生産性向上に向けた自主行動計画」を策定し、現在、具体的な取組を進めているところです。
また、令和6年3月に農林水産省から示された「卸売市場の仲卸業者等と小売業者との間における生鮮食料品等の取引の適正化に関するガイドライン」を、関係者に周知することにより、取引上の法令違反を未然に防止することに取り組むこととしています。
これからも、全青卸連は、皆様から信頼される連合会を目指すとともに、卸売市場の持続的な発展に向けて貢献してまいりますので、皆様のご支援、ご協力をお願い申し上げます。