ご挨拶

 

 

令和8年「年頭所感」

 

― 持続可能な食料システムの構築を ―

                                            

                                                                   全国青果卸売協同組合連合会                                                                                                         会 長  青 木  稔

謹んで新年のご挨拶を申し上げます。

皆様方におかれましては、希望に満ちた新春をお健やかにお迎えのことと、心からお慶び申し上げます。

 

昨年4月には、大阪・関西万博が開幕し、158カ国・地域と7国際機関が参加、会期中の総来場者数が2,900万人を超えるなど、大きな成功を収めました。

また、北陸地域に甚大な被害をもたらした能登半島地震の発生から2年が経過し、被災地においては、インフラの復旧をはじめ、観光の再生、農林水産業の復旧・復興が進められております。

一方、海外に目を向けると、ロシアによるウクライナ侵攻やイスラエルによるガザ地区への攻撃が継続し、国際情勢は一層の混迷を深めております。

さらに、昨年1月にはドナルド・トランプ氏がアメリカ大統領に再び就任し、相互関税を発動など国際経済にも大きな影響を及ぼす動きが見られるなど、世界情勢は大きく揺れ動いております。

 

食品業界では、消費者および実需者のニーズに応じて生産された農産物について、市場における適正な価格形成を図ることが大きな課題となっています。生産者、加工・流通事業者、小売事業者、消費者といった多様な関係者が相互に支え合い、持続可能な食料システムを構築していくことが求められています。

また、卸売市場は、日々の食卓に欠かすことのできない生鮮食料品を国民に円滑かつ安定的に供給するための基幹的なインフラとして、多種・大量の物品の効率的かつ継続的な集分荷、公正で透明性の高い価格形成など、重要な機能を担っております。

 

全青卸連は、これからも皆様から信頼される連合会を目指し、農林水産省、並びに各都道府県自治体の卸売市場法令の下、卸売市場の発展にいっそう貢献してまいります。

皆様には、今後とも変わらぬご指導・ご鞭撻を賜りますようお願い申し上げ、新年のご挨拶とさせていただきます。